「赤目四十八滝」の秋・冬限定の神秘的なライトアップは必見！

三重県名張市の景勝地、「赤目四十八滝」といえば、美しい清流が流れる渓谷で、自然を満喫できる場所。本格的なハイキングコースから、手軽に訪れることができるピクニックコースなど、老若男女問わず人気があります。現在は、紅葉シーズンで、イロハモミジ、カエデ、ヤマザクラなどが渓谷を赤く染め、滝との絶景を堪能できます。

ハイキングコースとして、昼間に訪れるイメージが強い、赤目四十八滝ですが、夜は、ライトアップイベントが秋・冬限定で開催されています！今回は、ライトアップイベントに行ってきましたので、赤目四十八滝を訪れる際の参考にチェックしてみくださいね。

ライトアップされる「赤目四十八滝」は必見！

赤目渓谷「幽玄の竹あかり」——神秘的な雰囲気で、凛とした空気感が漂うライトアップイベントは、昼間とは違う魅力あふれるイベントでした！

竹筒を彫ったり、穴を開けたりして、さまざまな模様や文字がデザインされ、内側から灯りが灯されています。約1,500本の竹あかり、灯篭のぼんやりとした優しい灯りが、渓谷沿いに広がります。

設置されている竹あかりは、名張市内に放置された間伐材から作られていて、このイベントは地域の環境保全にもなる「名張SDGsプロジェクト」の一環だそうです。

16:30以降は駐車場が無料！

まずは、夜道を運転しながら駐車場を探します。

なんと16:30以降に訪れると、無料になる駐車場があります！「赤目四十八滝」の公式ページ で、無料駐車場を確認してから訪れてみてくださいね。上田屋さん近く、公共のトイレがある辺りの駐車場が会場まで近くて便利です。

「森のエリア」（小公園から日本サンショウウオセンター）からスタート

今年は、ライトアップエリアが拡大され、サブエリア「森のエリア」が追加されました！駐車場から歩いてすぐに訪れることができます。

森へ向かう階段を登っていくと、森の中に、大小さまざまな竹あかりが並んでいます。ゆらめく竹の灯りが、森の木と融合していて、幻想的な風景。メインエリアへの期待値も高まります！「森のエリア」は、ライトアップの帰り道でも立ち寄ることができるので、行きも帰りもじっくりと竹あかりを眺めてくださいね。

「渓谷のエリア」赤目四十八滝ライトアップメインエリアへ

「日本サンショウウオセンター」から「不動滝（ふどうだき）」までが、「幽玄の竹あかり」、赤目四十八滝ライトアップイベントのメイン会場。チケットを持っていない方は、「日本サンショウウオセンター」で購入して入場になります。

サンショウウオを横目に見つつ、メイン会場へ向かいます。

川沿いの遊歩道にも、竹あかりが並んでいて、幻想的で温かみのある光景。

赤目四十八滝は、昼間に渓谷沿いを歩いてハイキングした記憶があります。夜は真っ暗になるだろうし、本当に歩けるのか半信半疑で訪れましたが、竹あかりが夜道を照らしてくれるので、暗い道で歩きづらいのではという不安はなくなりました。ライトアップは、全体的に歩きやすい、整備された散策路となっているので、安心して進んでくださいね！

ライトアップに訪れたのは、17時頃でしたが、暗くなっていく程に竹あかりが鮮やかに際立っていきました。

遊歩道を進んだ先の「霊蛇滝（れいじゃだき）」近くに、「赤目四十八滝」と彫られた竹あかりがあります。細かい装飾に見とれますよ。

さらに「霊蛇滝」から進んでいくと、渓谷には滝のように見える無数の竹あかりが広がります。

赤目滝のイメージキャラクター、サンショウウオの「タッキー」が掘られた竹あかりを発見！思わず微笑んでしまうかわいらしい、灯りでした。

登り坂を上がると、「不動滝」。

橋に並ぶ小さな竹あかりがうっとりする演出。ぼんやりと見える「不動滝」を眺めて、清流の音に耳を澄ませると、情緒があふれます。ライトアップは、写真映えするスポットがたくさんあるので、いろいろな場所、角度から撮影してみてくださいね。

「赤目四十八滝」秋冬限定のライトアップを訪れてみて

「幽玄の竹あかり」、赤目四十八滝で開催される秋冬限定のライトアップイベントをご紹介しました。

赤目四十八滝を昼間に訪れると味わえない、温かみのある竹あかりで包みこまれる、幻想的な光景は必見！滝の流れる音に耳を澄ませ、ゆらめく竹あかりを眺めると、日常の忙しさを忘れさせてくれますよ。寒空の中のライトアップは、より美しく、鮮やかに輝きます。赤目四十八滝は、空気が凛としておいしいので、街のライトアップとは一味違う雰囲気をじっくり味わえます。

会場は歩きやすいコースになっていますが、斜面を登り下りする道もあるので、動きやすい服装、歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。夜は、冷え込みますので暖かい防寒着も持参してくださいね。