関西の日帰りハイキングといえば赤目四十八滝

大阪から1時間ちょっとのプチハイキング

桜シーズンも終わりに近づき、本格的ハイキングシーズンの到来ですね! そこで早速、関西・東海地方屈指のハイキングスポット、赤目四十八滝に友達を連れて行ってきました。

三重県名張市にある赤目四十八滝は、忍者の修験の地として有名です。伊賀流忍者の祖といわれる百地丹波(百地三太夫)もここで修行したそうですよ。名張市のことをあまりご存知ない方へ:名張市は伊賀国の一部で、お隣の伊賀市と同じく伊賀忍者で有名な場所です。

さてそんな赤目四十八滝は大阪からとても近く、最寄駅・赤目口まで近鉄・大阪難波や大阪上本町駅から電車で約1時間、名古屋からも比較的近くて、近鉄名古屋駅から約1時間半(特急利用・乗換あり)で着くことができます。赤目口駅からはバスが出ているので、終点まで乗ればOK。所要時間約10分です。バス停の前には休憩所やおみやげ屋さんが並んでいて、ハイキングトレイル内で食べるお弁当などもここで買うことができます。

赤目滝のバス停
食事もできるようになっているお店も多い

 

店が立ち並んでいるエリアから数分歩いたところに、日本オオサンショウウオセンターが見えてきます。ここが入山口です。入山料を払い、かわいらしいサンショウウオたちにごあいさつし、トレイルへと向かいましょう。

日本オオサンショウウオセンター(入山口)

 

 

赤目四十八滝は全長4kmほどのハイキングトレイルとなっていて、歩いているうちに大小様々な滝を見ることができます。メジャーな滝にはそれぞれの特徴を表した名前が付いています。ちなみに、四十八滝といいながら存在する滝の数は実は48以上あるんです。

 

コースは大まかに、前半・後半の2つのパートに分けることができます。前半は比較的道も広くゆるやかで、ほぼどんな人でも楽しめると思います。後半はというと、道の狭いところがあったり、角度が急な階段があったりと、ちょっと難易度が高くなるので、体力に自信のない人にはちょっときついかもしれません。でも後半のほうがトレイルとしてはおもしろいですね、やっぱり! 体力が許せばトレイルの最後まで行くことをおすすめします。トレイルの最後までは約1時間半、帰りは同じ場所を戻るのですが1時間で戻れるかなという感じです。途中休憩したりまったりするなら、休憩時間をプラスしてください。

ところどころに現在地や所要時間を示した地図があるので安心

 

 

途中でお腹が空いても大丈夫。おでん屋さんがあり、おでんの種類も豊富で、飲み物も売っています。横にはテーブルもあり、買ったおでんはもちろん、持ち込んだお弁当もそこで食べることができます。食べたり飲んだりしたあとは、トイレに行きたくなりますよねぇ。トレイル内には2か所トイレがあるので、計画的に行きましょう。

おでん屋さん
うどんやフランクフルト、ビールも売っています。テーブルでひと休み

 

限られた時間しかない人はトレイルの最後まで行くことができない場合もあるので、きりのいいところで引き返しましょうね。でもやっぱり、赤目五瀑とよばれる、メインの5つの滝はぜひ見てほしいです!様々な体験ツアーもやっているので、詳しくは下記の公式ホームページをご覧ください。

友達のレイアと。一番好きな“荷担滝”の前で
日帰りじゃなく、泊まりも大歓迎!

日帰りなんて実はもったいないんですよ! 赤目四十八滝付近には落ち着いたお宿がいっぱい。しかもキャンプ場も今年(2019年)にリニューアル(2019年4月追加情報)。長期滞在も大歓迎! ぜひ来てね。Happy Hiking!

赤目四十八滝公式ホームページはこちら
近鉄からお得な“赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷ”が出ています