室生ダムと水のパワースポット

東奈良名張ダムめぐり

Murou Dam / 室生ダム

ENN(East Nara Nabari / 東奈良名張)エリアにはいくつかのダムがあるのをご存じですか? ダムの周辺には、ウォーキングコースや豊かな自然、美味しい食べ物がたくさんあるんです。今日は、少し鈍った体を動かしたい!心を癒されたい!と思っているあなたに、宇陀市にある室生ダムをご紹介します。

ダムに行ってみようと思ったら、まずそのダムのホームページを見てください。ダム周辺の案内やアクセス方法が掲載されています。

室生ダムへは近鉄室生口大野駅で降り、2キロ(約20分)歩くと到着します。でも今日は、とても天気も気候も良かったのでドライブも兼ねて車で出かけてみました。

 

パワースポット「龍鎮神社」

室生ダム管理所のホームページに掲載されていた室生ダム周遊ウォーキングマップ を手に取って、「龍鎮の滝コース」を歩いてみました。

まずは、室生ダムの駐車場から出発です。車を降りると、すぐ目の前が室生ダムがあります。残念ながら今日は水の放流は見られませんでしたが、放流している時のダムの姿は圧巻だそうです。特に夜! ライトに照らされてきれいなんですよ〜

Murou Dam / 室生ダム


ダムを渡り、道なりに歩いて行きます。道の途中では、鳥のさえずりのみが聴こえます。たまに突然、牛蛙の鳴き声で驚かされることもありますが…。駐車場から約1.1キロで赤い橋、龍鎮橋に到着します。その先に、竜鎮渓谷の看板が見えてきます。


ここから、癒しの時間が始まります!

To Ryuchin Valley / 龍鎮渓谷への道

澄み切った美しい深谷川沿いに、緑で覆われた龍鎮渓谷の中を歩いて行くと、約5分で龍鎮神社到着。そこはとっても神聖な場所で、まさに非日常の空間!

Ryuchin Shrine / 龍鎮渓谷


龍鎮神社から少し進むと、龍鎮の滝が見えてきます。時間を忘れて美しいエメラルドグリーンの滝を眺める…こんな時間の過ごし方はいかがでしょうか?

Ryuchin Falls / 龍鎮の滝

なお、龍鎮渓谷は「国定公園・室生赤目青山国定公園」内に位置しており、また、神聖な龍鎮神社の域内です。遊泳やキャンプ、バーベキューなどはお控えください。

期間限定「濡れ地蔵」を求めて

龍鎮渓谷の次に向かったところは、濡れ地蔵です。濡れ地蔵を見るためにはまず、榛原ふれあい広場を目指します。駐車場(無料)に止めると、まず目に入ってきたのは鯉のぼり!5月5日の子どもの日は過ぎていましたが、たくさんの鯉のぼりが気持ちよさそうに風に吹かれて泳いでいました。

koinobori / 鯉のぼり

ふれあい広場から南東に向かって水没している立木を見ながら約200メートル歩くと、濡れ地蔵に続く道があります。

To Nurejizo / 濡れ地蔵へ

濡れ地蔵は、限られた時期にしか見ることができないお地蔵さんです。もともとは背後の山から引かれた水が地蔵に注がれていたというのが濡れ地蔵の名前の由来ですが、1974年に室生ダムが完成してからは、ダムの貯水位を低くする梅雨や台風の季節にのみ姿を現し、その他の時期はなんと水没しているのだそうです。

果たして濡れ地蔵に会えるのか!?

Where is Nurejizo / 濡れ地蔵は何処

>会えませんでした…。

残念ながらこの日は、まだ室生ダムの貯水位が高く濡れ地蔵を見ることはできませんでした。でも水につかっている地蔵へと続く道を眺めるのも楽しみのひとつですよ。濡れ地蔵の姿が見られるのは、6月16日頃からだそうです。(濡れ地蔵について詳細はこちら

 

おすすめ和菓子

さて、気を取り直して続けましょう。私の旅行の基本は、地元で美味しいを食べる!です。ということで、最後に紹介するのは国道165号線沿いにある菓心 匠寿です。

Wagashi Shoju / 菓心匠寿

店に入ってみると、目移りするくらいの美味しそうな和菓子が並んでいました。どれにするか迷ったので、店の方に一番のお勧めを聞いたところみたらし団子と教えていただいたので、迷わず購入。

Mitarashi / みたらし

一緒に店の外で宣伝されていた米粉カステラも合わせてお持ち帰りしましたよ。みたらし団子は、持ち帰ったにも関わらずおもちが柔らかく、甘さは控えめでとっても香ばしいお団子でした。米粉カステラは、普通のカステラよりしっとりして、ほどよい甘さ…どちらも美味しくいただきました。

これで本日の小旅行は終了です。

追記

後日、濡れ地蔵を見に再び室生ダムに行ってきました。水位もずいぶんと下がり、濡れ地蔵の姿を見ることができました。(2020年6月23日)

Nure-jizo

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