東奈良名張に来て思うのは、空気が本当においしいということ。自分の住んでいるところもそこそこ田舎ですが、そこと比べても空気がぜんぜん違う。ましてや東京など大都会から来たらびっくりするでしょう。そんなきれいな空気、水、土で育つ野菜、加えて栽培者が丹精込めて丁寧に育ててますって聞いたら、もうおいしくないわけないでしょう!
というわけで今回は、そんな土地で育った野菜(野菜以外も!)のお話をしましょう。
“そにのわマルシェ”って?
毎週水曜日月2回、金曜日限定で、曽爾村(奈良県)で地元産野菜やパン、お菓子、お惣菜、加工品などが販売されるマルシェがにぎわっているよと夏ごろから聞いていた私。忙しくてなかなか行けず、先日やっとのことで予定が空いたので行ってきました。
「そにのわマルシェ」といういわゆる産地直売は、曽爾村役場の向かいにある「そにのわの台所katte」というところで開催されています。曽爾村役場を目指して行けばかんたんですね。
さて到着。うわぁ、すでに結構な数のお客さんが。
「そにのわの台所katte」は農産物加工所だった建物をリノベーションしたシェアキッチンなんだそうですよ。見てください、おしゃれに生まれ変わりましたね。武骨なグレーのブロック壁とやわらかい木製のドアと窓枠のコントラストがなんともかっこいい。
野菜はどれもみんなシャキシャキのつやつや
さてでは早速商品を見て回りましょう。
目移りしてしまいましたが、この日はベビーリーフとロメインレタスを買いました。気づいたのは、
でかい、量が多い、安い!
ベビーリーフは袋にぎっしり詰まっているし、ロメインレタスなんか白菜かと思うくらい大きい。特に丸ごとのロメインレタスは普通のスーパーではほとんどお目にかかれないので、感動しました。
野菜の他にもお菓子やお惣菜なども販売されています。食べ物以外の特産品もありますよ。
おやつも“そにのわマルシェ”で
小腹が空いてきたのでちょいとスナックでも買おうかな。そにのわマルシェではいろんなお店が週替りでお菓子や軽食を販売していて、この日はフルーツサンドとワッフルポテト(ギザギザのフライドボテと)でした。おいしそう!
私はポテトを、一緒に行ったSさんはフルーツサンドをオーダーしました。外にはテーブルと椅子があるので、買った軽食はその場でも食べられるのがうれしいですね。
買ってきた野菜で料理してみた
さて!家に帰ってマルシェで買ってきた野菜でサラダを作ってみました。
まず一品目。ベビーリーフとトマトのサラダ(残念ながら行ったときにはすでにトマトは売り切れでトマトはマルシェで買ったものではありません…)。シンプルにエクストラバージン・オリーブオイルと塩コショウ、それに冷蔵庫にあった国産レモンの果汁と果肉を少し混ぜました。ん〜おいしい! こんなにたくさん量があるんだから今度はベビーリーフと生ハムのピザなんかも作ってみよう、と思ったのでした。
そして。お待たせしました、ロメインレタスで作る、正統派シーザーサラダです。せっかく新鮮なまるごとロメインレタスを買ったのでネットでレシピを検索してドレッシングも手作りしました。
アンチョビやディジョンマスタード、レモン汁、卵黄などを混ぜて。チーズはもちろん本物のパルメザンをおろしました。クルトンは余ってたパンを利用しましたが、なかなかこだわったでしょう?いやぁ、ほんとにこれはおいしかった!私の腕もあるけど(笑)。
本当においしかったという証拠に、普段、葉野菜をほとんど残す私の家族が次から次へとパクパク食べてしまって、後からどんどんレタスを足したほど。
「このレタス、どこで買ったの?」
と聞かれました(うそじゃなくてホントの話です)!
どうですか? 行きたくなったでしょう。基本的に「そにのわマルシェ」は毎週水曜日月2回、金曜日開催ですが、スケジュールや出店品目はなどはInstagramのアカウントなどでチェックしましょう。遠方の方は、ネット販売もやっていますよ。チェックしてみては?