まるで桜のシャワー!
お久しぶりでございます。ENNのMeguです。最近めっきりあったかくなってきましたね~。気分も過ごしやすいこの時期は、色んな所へ出かけたくなります。春といえば桜!ピクニック!奈良県には桜の名所がたくさんありますが、その中でも今回、ご紹介したいのが、ここ、奈良県の東吉野村にある、山の上に約1000本のしだれ桜が植えられている、密かな人気スポット“天空の庭 高見の郷(たかみのさと)”です。
このお山は、冬場はいっぱいご飯を食べ過ぎて、体がなまりになまっている私にはちょうどいい運動量ではありませんか。東吉野村は、奈良県東部に位置する村で、美しい清流と深い山々に囲まれた場所です。
奈良県と三重県の県境、名峰・高見山近くにある高見の郷までは
- 近鉄榛原駅から、高見の郷行き臨時バスでいく方法
- 車でいく方法
の2パターンがあります。今回は2の車でいく方法を書きますね~。
まずは、ナビで高見の郷までぐんぐん行きましょう。近くまで進むと、道なりに駐車場案内係のおじさま達が立ってくれています。お昼頃はすでにいくつかの駐車場は満車でした。やっと空いていた第3駐車場へ駐車。ここで第1弾の無料シャトルバスがくるので、しだれ桜の景色をイメージをしながらじっと待ちましょう。
10分ほど待っていると奈良交通のバスがやって来ました。このバスは各駐車場を巡回しながら、高見の郷の券売機まで行くバスなので、桜を見終わって駐車場まで帰りに来ている人や、これから行く人が乗車しています。しだれ桜たちは、あなたが来るのを根気よく待ってくれているはずなので、まずは、降りる人を優先し、座る場所が満席だとしても、焦らず騒がず仲良く乗車しましょう。帰りはどこの駐車場番号だったか忘れずにね…。
第1弾のシャトルバスに降りたら、ここでも桜は逃げないので焦らず騒がず、発券機まで仲良く並びながら進みましょう。長蛇の列のように見えますが、ピンクのジャケットを着たスタッフの人たちの、親切かつスマートな案内のおかげで、発券機まではあっという間です。
入場料金は、大人はお一人様1,000円でございます(平成31年4月現在の価格、現金のみ)。チケットをゲットしたら、写真にある、青いのか紫なのか、なんとも言えないナイスな色使いのバスに乗り込みましょう。これが第2の無料シャトルバスです。乗り込む直前で、高見の郷のパンフレットを、きれいなお姉さんからありがたくいただきつつ、チケットをスタッフの人に渡します。
青いのか紫なのか、なんとも言えないバスからお目当の高見の里までは1〜2分程度です。が、この1、2分の道がものすごく急な坂道で、乗客もおもわず、Wow!の歓声でした。まさにリアルアトラクションです。行きも帰りも、Wow!ですが、ピンクに身を包んだ、運転手さんのナイスなガイドにより、この1、2分が思い出深い瞬間となりました。
なんて素敵なしだれ桜なんでしょうか
この時(4月15日現在)はまだ満開ではなかったですが、十分ありでございます。あたり一面、まるでピンクのシャワーです。
ここでは飲食持ち込みは基本的に禁止となっていますが、お腹が空いたら食事処や屋台、ご飯もスイーツもございます。もちろんちょっとしたお土産もあります。そして綺麗な洋式トイレも完備です!
マジックショーもあったりします。桜をただ愛でるだけはつまらないなんていう方にはもってこいな賑やかエリアでございます。もちろんイートインスペースや、ベンチに座ってゆっくり桜も愛でることができます。
いやいや、もっとゆっくりしずかに桜を愛でたいという方は、展望台エリアを目指しましょう。お山にある、階段をゆっくり登ります。息が若干切れそうですが、運動不足の私にはちょうどいい運動量です。間違ってもピンヒールでこないように。きっと足も気持ちも崩れます。
超絶見晴らしがいいです。清々しいです。1,000本のしだれ桜はまさに絶景です。
しだれ桜ばかり1,000本植えてあるのは本当に珍しい場所です。まだ満開とまではいかず風がすごいですが、そんなことどうでもいいくらいに来てよかったです。きっと来てみる価値はありだと思います。
何だか、たそがれてみたくなりました…。
絶景をじゅうぶん堪能したあとは、高見の郷から車で10分くらいのところにある、温泉や道の駅に立ち寄ってみてはいががですか? 疲れた足をいやしたり、東吉野の特産品をおみやげにいかがでしょうか?よもぎもちや柚子を使った加工品など美味しいものがたくさんありますよ。私の好きな朴の葉寿司はまだちょっと時期が早いのかな〜。
見晴らし度: ★★★★
穴場度:★★☆☆
癒やし度:★★★★
※このブログは4月15日現在について書かれています。桜の見頃は例年4月10日過ぎから4月末です。詳しくは下記公式ホームページをご参照ください。