
幹周3m、高さ13m、樹齢300年ともいわれるこの巨大なしだれ桜は、戦国武将・後藤又兵衛の伝説にちなみ、又兵衛桜と呼ばれ親しまれています。大阪夏の陣で活躍した後藤又兵衛はこの宇陀の地に落ち延び、僧侶となって余生を過ごしたと伝えられており、後藤家屋敷跡にある又兵衛桜は宇陀市のシンボルともなっています。
NHK大河ドラマのオープニング映像に使用されたことから人気が高まり、花見のシーズンには毎年7万人を超える人々が訪れます。また、背景にある桃の花も同時期に咲くことから、淡いピンクのしだれ桜と濃いピンクの桃の花のコントラストは素晴らしく、写真家にも愛されるスポットとなっています。