三重県の西、かつて伊賀の国であった名張市は、大阪から電車で約1時間、名古屋から約1時間半という立地でありながら、自然がとても豊かなまち。山々に囲まれた盆地に位置し、その地形特有の気候や豊かな土壌、清らかな水を生かし、さまざまな農産物が生産されています。
そんな農業がさかんな名張では、令和6年7月、「オーガニックビレッジ宣言」をしました! 「オーガニックビレッジ」とは、有機農業の拡大に向けて、生産から消費までの一貫した取組を、農業者、事業者、地域内外の住民などの関係者が参画して、地域ぐるみで進める市町村のことを言います。
名張市では、米をはじめ、さつまいも、ほうれん草、ぶどうなど様々な美味しい有機農産物がていねいに作られていて、安心・安全なお米や野菜をいただくことができるというわけです。
そんな名張市では、農業者や地域住民と交流しながら農業体験を行い、オーガニックにまつわる取組を体験でき、更に自ら収穫した有機野菜等を使った郷土料理を作り、お弁当に詰めて、国定公園内にある赤目四十八滝をガイドと一緒に回る体験プログラムを提供しています。
もちろん、農業体験の内容は季節ごとに変わります。例えば春には田植え、夏には田んぼの除草作業、秋には稲刈りなど。楽しみながらオーガニック野菜について学び、なによりおいしい調理・食まで体験できる「オーガニックビレッジ名張」の体験を3つご紹介します。