山添村のもう一つの道

昔の旅人が通った道に思いを馳せながら、「フォレストパーク神野山」をハイキングしてみては。

 山添村には、弘法大師が杖でたたくと塩水が湧き出たという昔話が伝わる「大師の硯石」があります。近くには鎌倉時代の作とされる塩瀬地蔵があり、その前の道は、奈良と伊勢を結ぶ街道の一つとして、人と物が盛んに行き来していたようで、江戸時代には伊勢神宮に参拝する「おかげ参り」の人々も通ったものと思われます。

 硯石のある神野山(こうのやま)は奈良県立月ヶ瀬神野山自然公園に指定されており、星空観賞やアウトドアが楽しめる「フォレストパーク神野山」として人気です。大小の黒い岩が連なり不思議な景観を描く渓谷(鍋倉渓)や羊の牧場(めえめえ牧場)などが広がり、のんびりと散策が楽しめます。

神野山山頂展望台

山全体が自然公園となっている神野山(こうのやま)。「フォレストパーク神野山」とも呼ばれ、その山頂には展望台があり、360°のパノラマで大和と伊賀の景色を眺望できます。また、道中では一面に広がる茶畑を見ることもできます。

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奈良県山辺郡山添村伏拝


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鍋倉渓

鍋倉渓

「フォレストパーク神野山」のスポット。長さ650mに渡って黒色の岩々がごろごろと続くその光景はまるで溶岩が流れ出ているよう。地質学的にも珍しい現象によってできたもので、岩の下には地下水が流れています。8月にはライトアップも行われています。

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めえめえ牧場

めえめえ牧場

神野山の広大な土地に放牧された羊牧場で、羊のえさやりなどができます。様々な体験イベントも行われており、特に11月に行われる「羊フェス」には多くの人々が集まります。

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