豊かな自然景観や観光資源の有効活用を目指して
インフラツーリズムとは
近年、ダム、橋、港、歴史的な施設などのインフラ施設を観光する『インフラツーリズム』が注目され、全国各地でインフラツアーが実施されています。
インフラツーリズムの魅力は何と言っても「巨大な構造物のダイナミックな景観を楽しむこと」や、「普段は入れないインフラ施設の見学や知識習得により非日常の体験を味わうこと」ができることです。さらに、インフラ施設周辺の「観光資源も合わせて楽しむこと」ができるという“お得感”も魅力と言えるでしょう。
インフラツーリズム試走コースの概要
さて、今回は、室生ダム・名張川・宇陀川を舞台にしたインフラツーリズムを目指し、「周辺の魅力的なスポットや景観などの発見!」を目的としてサイクリングコースを試走しました。
行程 | 名張駅=パン・ロード=フルーツランド南国=青葉の滝※=道の駅宇陀路室生=大野寺(磨崖仏)=室生ダム ※今回は立ち寄らず |
走行距離 | 14.6km |
獲得標高 | 226m |
実施日 | 2022年10月22日 |
参加者 | 19名 |
のどかな田園風景を堪能
それでは張り切ってスタートしていきましょう!!
名張駅からスタートして、本コースの休憩ポイントの一つであるフルーツランド南国あたりまではのどかな田園風景が広がっています。
思わず、「え〜田舎〜」とつぶやいてしまいそうになるかもしれませんが道も平坦で走りやすく、春や秋の天気の良い日には、最高に気持ちよい気分でサイクリングを楽しめます^^
近鉄電車が近くを並走する区間もあるため、鉄道マニア(撮り鉄)の方にもオススメです。
宇陀川沿いにある初瀬街道の古い町並み
昔、多くの参宮客が奈良から伊勢へと向かう際に通っていたと言われている初瀬街道は道幅は狭いですが川の流れを感じられ、レトロな雰囲気がなんだか懐かしい気持ちにしてくれます♪
休憩ポイント(パン・ロード、フルーツランド南国)で一休み
田園風景の終わる辺り、この辺で少し一休みです!
休憩ポイントとして「パン・ロード 」や「フルーツランド南国 」があります。
パン・ロードは天然酵母にこだわりの小麦を使ったパン屋さんで、タイミング次第でいろいろな焼きたてパンに出会えます。地元の方にもとても人気のお店です(^^)/
フルーツランド南国は四季のフルーツをそのまま使った生ジュースが人気で、糖分補給にぴったりです^^
さて、ここからコースのゴール地点の室生ダムまで上り坂が続きます…!
焼きたてパンや生ジュースで、一息入れて「よし!!がんばるぞー!!」と“気合”を注入するのはいかがでしょうか。
坂道で少し疲れたところで、第2の休憩スポットです♪
食事やトイレ休憩ができる (道の駅 宇陀路室生)
本格的な食事やトイレ休憩ができる休憩ポイントとして、「道の駅 宇陀路室生 」があります。
ゴールまであともう一息です!!
自然の美しさを満喫
フルーツランド南国で休憩した後は、コースのゴール地点である室生ダムに向かって登坂が続くことになりますが、宇陀川の美しい流れや山間の美しい事前景観、目、鼻、耳で自然を満喫できる場所です(^^)v
室生ダム(試走コースのゴール地点)
川や山の魅力を感じながらここまできましたが、ついに今回のインフラツーリズム試走コースのゴール地点であり、インフラツーリズムの最大の魅力となる室生ダムに到着です♪
室生ダムの魅力はなんといっても「自然と巨大な構造物のダイナミックな景観」です。
四季折々いろんな景色が楽しめます^^
ダムに到着する手前の登坂は結構きついですが、その分、“達成感”も味わうことができます!
おまけ(龍鎮の滝)
インフラツーリズム試走コースからちょっと足を延ばして、地元でも有名なパワースポットである「龍鎮の滝」に寄り道しました。涼し気なコバルトブルーの滝つぼや山の澄んだ空気に癒され、サイクリングの疲れも一気に吹き飛びました。
より魅力的なインフラツーリズムのサイクリングコースの提案へ
今回の試走結果を踏まえ、コース周辺の魅力的なスポットもさらに追加した上で、インフラツーリズムのサイクリングコースとして、より魅力的で楽しく、かつ安全・安心なサイクリングコースとして提案していきたいと考えています。
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